2024年09月27日

雨の日のオイル交換は避けた方が良い?エンジンオイルの交換方法もご紹介

雨の日のオイル交換は避けた方が良い?エンジンオイルの交換方法もご紹介

雨の日は予定がなくなることもあり、暇な時間も増えるので車のメンテナンスをしたくなるものです。一方で雨のオイル交換は問題があるといった話を聞くこともあるでしょう。なぜそのように言われるか気になっている方も少なくありません。この記事では雨の日のオイル交換について解説し、エンジンオイルの交換方法もご紹介します。オイル交換を検討している方は、ぜひじっくり読んでみてください。

雨の日のオイル交換は避けた方が良いって本当?

結論から言えば、条件つきですが雨の日のオイル交換は問題ありません。ただし状況によっては車に問題が生じることもあるので、気をつける必要があります。こちらでは雨の日のオイル交換を避けた方が良いとされる理由を解説するので、ぜひ参考にしてください。

雨の日のオイル交換は避けた方が良いとされる理由

そもそもオイルは油であり、水との相性がよくありません。もしオイルに水が大量に入ってしまうと、エンジンに不具合が発生することも考えられます。したがって雨の日のオイル交換は避けた方が良いと言われています。ただ雨に日にオイル交換したことで、水が入りこむとは限りません。雨ざらしの場所でエンジン交換をしていれば水が入る可能性もありますが、屋内や屋根つきの場所であれば大丈夫です。

湿気の多い時期のオイル交換は避けるべきといった話もあります。しかし日本は高温多湿の地域であり湿気にオイル交換を与えるとなれば、交換する時期も限られるでしょう。もし湿気程度でオイル交換に問題が生じるのであれば、日本国内は故障車だらけになります。水と相性が良くないことは事実です。しかし湿気程度では故障の原因になることはなく、湿気程度では壊れないように各メーカーも車を作っているので心配はありません。

実はオイル交換は雨の日の方がお得なことも

雨の日のオイル交換はお得なのでおすすめです。カーショップや整備工場では、「雨の日割り」など特別価格で対応してくれることも少なくありません。そもそも雨の日のカーショップや整備工場は、飛び込みの作業が減少します。暇していることも多く、特別価格を設定してお客様を呼び込もうとしているケースもあります。100円から300円などの少額割引ばかりですが、オイル交換は定期的におこなうものです。雨の日の割引を活用してみてください。

自分でおこなうオイル交換の方法と流れ

整備工場やカーショップ利用ではなく、オイル交換を自分でおこなおうと検討している方もいるでしょう。こちらでは自分でおこなうオイル交換の方法と流れを紹介します。

オイルキャップを外してドレンボルトを確認する

まずは準備段階として、オイルレベルゲージを少し上に引き上げオイルキャップを外します。その作業により空気が入るため、オイルが下から抜けやすくなるのです。次にジャッキアップして車の下に潜り、ドレンボルトの位置と寸法を確認してください。ドレンボルトの位置がわからない方はエンジンの位置を把握し、その真下をチェックしてみましょう。

古いオイルを抜く

ドレンボルトを確認できたら、オイルトレイまたは廃油ボックスを用意してください。ドレンボルトの位置・角度からどのようにオイルが排出されるかイメージし、オイルトレイまたは廃油ボックスをセットします。オイルは勢いよく排出されるので十分に注意してください。口の広いオイルトレイの準備をおすすめします。

オイルトレイまたは廃油ボックスがセットできたら、メガネレンチでドレンボトルをゆっくりと緩めます。ポタポタとオイルが流れてきたら、オイルの色を確認してください。そのオイルが赤い色をしていたら、それはオートマチックオイルなので、オイルの排出をストップしましょう。

ドレンボルトを締めて新しいエンジンオイルを注入

エンジンオイルが抜けきったらドレンボルトを締めてください。ドレンボルトを締める際に注意してほしいのが、ドレンパッキンです。ドレンパッキンは劣化しやすく、ドレンボルトに固着していたり、オイルパン側に固着したりすることもあります。古いドレンパッキンを使い続けるとオイル漏れが発生する恐れもあるので、新しいものを用意しておくのがおすすめです。

なおドレンパッキンは2重で使用してしまうと、オイル漏れの可能性が高まります。交換する際は、必ず取り外したうえで、新しいものと交換しましょう。

次に新しいエンジンオイルを注入します。エンジンオイルは、1リットルずつ注入してください。車種によりオイルの入れやすさは異なっており、一度に大量に注入しようとするとあふれてしまう恐れがあるからです。もしオイルをこぼしてしまった場合は、ウェスできれいに拭き取りましょう。

最後に確認

オイルが規定量入ったらキャップを締めてオイル交換は完了です。オイル漏れをチェックし、問題がなければジャッキアップしている車体を下ろしてください。次にエンジンをかけてください。エンジンをかけた状態でのオイル漏れを確認し、問題がなければ終了です。

まとめ

雨ざらしでおこなう場合を除き、雨の日のオイル交換は問題ありません。カーショップや整備工場では、屋根つきの作業場でオイル交換をおこなうので、水が入りこむ心配もありません。オイル交換を自分でおこなう方法および手順も紹介しました。ただジャッキアップをして車体の下を確認するといった、少し難しい作業も必要になるため、できれば専門業者に依頼しましょう。

「有限会社アルプスステーション」はコーティングや洗車、オイル交換やタイヤ交換など車のメンテナンスに対応した会社です。オイルラインナップも豊富であり、お客様の車にマッチしたオイルの提案もおこなっております。オイル交換を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。