オイル交換は自分でできるもの？やり方や注意点について解説！

マイカーのメンテナンスの一種が、今回紹介するオイル交換です。通常ディーラーや整備工場などにお願いするものですが、自分でオイル交換をする人もいるようです。ここでは自分でオイル交換を行う方法や注意すべきポイントについて解説しますので、これからやってみようと思っている人は参考にしてください。

オイル交換を自分で行うのは可能？

オイル交換は業者にお願いしている人が多数派です。しかし必要な機材を準備して正しい知識を学習すれば、自分で行うことは可能です。ここでは、自分でオイル交換を行う方法を解説していきますので、参考にして下際。

4人に1人程度はやっているオイル交換

とあるサイトのSNSを使って、車のオイル交換を自分でやっているかアンケートを取りました。350以上の回答が寄せられ、その中で「自分でやっている」と回答した人は全体の25％でした。つまり車のオーナーの4人に1人はオイル交換をDIYでやっていると推測できます。決して少なくない人が、DIYでオイル交換を行ってメンテナンスしていることがわかります。

自分でオイル交換をする魅力とは？

自分でオイル交換をするメリットとして、自分の好きなタイミングで自宅にて行える、費用がかからないなどが考えられます。また自分の好みのオイルに交換できるのも醍醐味の一つです。エンジンオイルにはいろいろな種類があって、その性能や粘度は千差万別です。

「これに交換してほしい！」と思っていても、店舗がそのオイルを用意していなければ、店を変えるなり、オイルの種類を妥協するなりしなければなりません。しかしDIYでオイル交換すれば、こだわりのオイルをカー用品店やネットショップなどで取り寄せて、愛車に注入できます。

自分でやるにあたっての注意点

オイル交換を自分で行うにあたって、自己責任である点は留意してください。とくに注意しなければならないのは、けがのリスクです。別項で詳しく見ていきますが、オイル交換の作業をする際にはジャッキアップしなければなりません。このジャッキアップが不十分だと、車体が自分にのしかかってくる可能性があります。

またエンジンオイルはかなりの高温なので、取り扱いには注意しましょう。不用意にオイルに触れてしまうと、やけどする可能性もあるからです。最初に自分でオイル交換する際には、細心の注意を払って作業を進めていくことです。

自分でオイル交換する手順を紹介

リスクを理解したうえで、それでもDIYでオイル交換したいと思うのであれば、簡単な手順について見ていきます。以下のプロセスを参考にして、オイル交換を実践してみてください。

必要なアイテムを用意する

オイル交換するにあたって、エンジンオイル以外にも工具をいろいろと準備しなければなりません。まずは古いオイルを入れるための廃油ボックスです。また新しくオイルを入れる際にオイルジョッキがあると作業しやすいのでおすすめです。メガネレンチやトルクレンチもドレンボルトの開け閉めで必要になるので準備しておきましょう。

作業中にオイルがこぼれる可能性があるので、専用クリーナーが手元にあると安心です。車種や重量でマッチするタイプが異なります。自分の車種に合ったものを用意しましょう。

エンジンオイルを抜く

まずは古いエンジンオイルを抜き取らなければなりません。オイルの抜き方は上抜きと下抜きの2種類に分類できます。上抜きはボンネットを開けます。そしてオイルレベルゲージの差し込まれているところからオイルを抜いていく作業です。

一方下抜きの場合、ジャッキアップが必要です。車体を持ち上げて、下に潜ります。そしてオイルパンから古いオイルを抜く作業になります。上抜きはジャッキアップする必要がないので、オイル交換の作業時間は短く済むのがメリットです。

新しいオイルを注入する

古いオイルを抜ききったところで、新しいオイルを注入していきます。オイルの注入方法は上抜きでも下抜きでも基本的な手順は一緒です。ボンネットを開けて、オイルキャップを外しましょう。そしてオイルを規定量まで入れてください。このときオイルジョッキがあると、注入作業もスムーズに進められるでしょう。

エンジンオイルの規定行はレベルゲージのLとHの刻印の間に液量が来ている状態です。ここまで入っているか確認しながら、注入量を調整してください。

まとめ